スパイスマーケット
 
  第1回訪問記事 - みね屋工房 「雨水を利用して染色 みね屋工房 」
 

ミンサー織り、八重山上布などの伝統工芸を製造・加工・販売を行っているみね屋工房。
工房ではエコ活動を実施しているとのこと。ミンサーや八重山上布でエコ?結びつくイメージがないのですが、真相を確かめるべく訪問させていただきました。お邪魔したのは、県道79号線沿いにある「みね屋伝統手織工芸館」。こちらではミンサー織や八重山上布のはた織り見学ができるほか、染織体験なども行っています。もちろん館内では展示販売もしています。みね屋工房代表の高嶺幸子さん、専務取締役の高嶺豪さんにお話を伺いました。
工房では糸の染色を行う際に大量の水を扱うそうです。
「これまで水道水を使用してきましたが、今は雨水を溜めて使っています」と豪さん。「新設した建物の屋根に少し傾斜をつけ、雨水が自然にタンクへと流れるようにしています。タンクは5トン、2トン、2トンの3つを設置しており、合計9トンの雨水を貯めることできます」と教えてくれました。
染色を行うと、5トン近くの水を使用することもあるそうです。それらを雨水で補い、だいぶ水道料が減ったようです。「タンクは30分も雨が降れば、すぐに満杯になります。
タンクの水だけで十分に利用できます」とのこと。
そんなに雨が降っているんだと感心してしまいました。
また雨水を使用する効果として、水道水と違いカルキが入っていないので、自然な色が出るそうです。
どのような仕組みで雨水が貯まるのか、屋根に登らせてもらいました。屋根の広さは約200坪(約660平方メートル)。
とても広々としており、名蔵湾も見えて最高の景色です。
ここから雨水はパイプを通って、タンクへと流れていきます。
屋根に設置されたパイプは目立たないように、赤瓦の屋根にうまく組み込まれています。
タンクにはすでに水が満杯の状態。コックをひねると、水が大量に流れてきます。タンクからのパイプは工場へと続き、作業の段階で使用できるように設置しているそうです。
「雨水を使用しよう」と考えたのは代表の幸子さん。
「昔はね、亀に雨水を貯めて使っていたわけ。それに倣って、新しい工場建築と一緒に雨水を貯める設計をしってもらったの。いろいろ大変だったけど、やってよかった」と話してくれました。
「今後は他の建物でもできるようにしたいね」と笑顔でした。
クールビズには打ってつけの「ミンサーウェア」や箸とセットになっているエコ箸セット(ミンサーで作られた箸入れ)についてもお話してもらいました。「ミンサーウェアは通気性がよいため、夏にはぴったりの商品として浸透しています。今は誰でも1枚は持っているという状態ですね」という言葉に納得。
今ではどこでも見られる服になっていますね。エコ箸セットについても「よく売れています。皆さんの意識が高まっているのだと思います」とのこと。
エコとは何でしょうか?
豪さん「資源を極力使わないということ。使わなくなると、経済は停滞していくのではないかと思われるが、新たな需要がでてくるのだと思います。まず私達の出来る所からやっていけたら」
幸子さん「昔やっていたことを、またやり始めてる。先人の知恵に繋がっているように思うね」
 
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